キャッシュレス決済に移行してから、ふと財布を見て気づいた。中身、ほとんど入っていない。
支払いはほぼ楽天ペイと楽天カード。現金を使うのは、通っている病院の一部と散髪のときだけ。3,000円あれば足りる。キャッシュレスにしだすと、現金が必要な場面は本当に少なくなっていると気づく。それなのに財布は、現金をたっぷり入れていた頃と同じ三つ折りの革財布のままだった。
そこで財布を替えた。モンベルのトレールワレット。重さわずか15g、税込2,400円。結論から言うと、キャッシュレス化した今の自分には、これで十分どころか、これが一番快適だった。3ヶ月使った正直な感想を書いていく。
キャッシュレス化したら、財布が「過剰装備」になった
自分の支払いは、楽天ペイと楽天カードでほぼ完結している。ポイントもまとまるので、意識しなくても現金の出番がどんどん減っていった。
今、現金が必要なのは、通院している病院の一部と、散髪のときだけ。それ以外はスーパーもコンビニもドラッグストアも、スマホとカードで済んでしまう。
前の三つ折りの革財布に不満があったわけではない。ただ、入れる現金が減っていくにつれて、財布の容量が明らかに余ってきた。ほとんど入っていないのに、かさばりだけは変わらない。「これはもう、財布のほうを暮らしに合わせるべきだ」と思った。
モンベル トレールワレットとは?スペックまとめ
選んだのは、登山用品メーカー・モンベルの「トレールワレット」。もともとは登山で荷物を軽くしたい人のための超軽量財布だ。まずスペックをまとめておく。
| 価格 | 2,400円(税込) |
| 重量 | 15g |
| サイズ | 高さ10.1×幅7.2cm |
| 素材 | 330デニール・バリスティック®ウルトラ ナイロン・リップストップ |
| 構造 | 三つ折り・小銭用マチ付き |
| カラー | ブラック・ブルー・ネイビー・ダークグリーン・オレンジ |
重さ15gは、お札を数枚まとめたのと大差ないレベル。自分のキッチンスケールで測ってみても、ぴたり15gだった。自分は黒を公式通販で買った。本体2,400円に送料550円だった。モンベルの店舗が近くにあれば、店頭で買えば送料はかからない。
3ヶ月使った正直な感想
中身:カード7枚、お札3枚で運用中
今の中身は、カード7枚とお札3枚。小銭は普段は入れず、現金で払っておつりが出たときだけ一時的に入れている。帰宅したら小銭は出す。この運用にしてから、財布が膨らむことがなくなった。
カード7枚は少なくないはずだが、それでも薄い。三つ折りにしてポケットに入れると、革財布時代との差に驚く。
とにかく軽くて薄い。存在を忘れる
一番の実感は、持っていることを忘れるほど軽いこと。ポケットに入れても重さを感じないし、座っても違和感がない。薄いので尻ポケットだけでなく、パンツの前ポケットにもすっと入る。夏の薄いズボンでもシルエットに響かない。
ナイロン素材なので、革のように「育てる」楽しみはない。でも、雨や汗を気にしなくていいし、多少雑に扱っても平気。道具として気楽に付き合えるのがいい。
惜しい点:軽すぎて「入れてる感覚」がない
不満はほとんどないが、強いて言うなら軽さの裏返しで、尻ポケットに入れている感覚がないこと。つまり、落としても気づかない可能性がある。幸いまだ落としたことはないが、これだけは意識するようにしている。
気になる人は、前ポケットに入れるか、カバンの定位置に決めてしまえば解決する。軽くて小さいからこそ、どこにでも収まる。
「最後の財布」にしたい理由
自分はこれを「最後の財布」にしたいと思っている。といっても、一生モノの高級財布という意味ではない。むしろ逆だ。
2,400円という価格は、ボロボロになったら躊躇なく捨てて、また同じものを買える値段だ。廃番にならない限り、いつでも手に入る定番品でもある。つまり、「次はどんな財布にしよう」と二度と悩まなくていい。壊れたら同じものに替えるだけ。
自分は日常の小さな選択をなるべく「固定化」して減らすようにしていて、その考え方は日常の選択を固定化した話に書いた。食事、服、弁当——そのさまざまな固定化の流れに、財布も加わった。高い財布への執着を手放したら、財布選びという悩みそのものが人生から消えた。これが一番の買ってよかった点かもしれない。
こんな人に向いている/向いていない
向いている人
- 支払いがほぼキャッシュレスで、財布の中身が減ってきた人
- ポケットの財布が重い・かさばると感じている人
- 財布にお金をかけるより、身軽さを取りたい人
向いていない人
- 現金派で、お札や小銭をたくさん持ち歩く人
- 革の質感や経年変化を楽しみたい人
- 財布をステータスとして持ちたい人
よくある質問
Q. 小銭はどれくらい入りますか?
マチ付きの小銭スペースがあり、日常のおつり程度なら問題なく入ります。自分は普段は小銭を入れず、おつりが出たときだけ一時的に入れる運用にしています。
Q. カードは何枚くらい入りますか?
自分は7枚入れていますが、まだ余裕はあります。ただ、たくさん入れるほど三つ折りの厚みは増すので、薄さを活かすなら10枚以内が現実的だと思います。
Q. 耐久性は大丈夫?
3ヶ月使った時点でほつれや破れはありません。もともと登山用に作られた生地なので、日常使いで困ることはなさそうです。仮に傷んでも、2,400円なので買い替えの心理的ハードルが低いのもこの財布の良さです。
Q. どこで買えますか?
モンベルの店舗か公式オンラインストアで買えます。自分は公式通販で買い、本体2,400円+送料550円でした。近くに店舗があれば店頭購入が送料ゼロでおすすめです。
まとめ:財布は暮らしに合わせて小さくしていい
- キャッシュレス化で現金の出番が減ったら、財布も見直しどき
- トレールワレットは15g・2,400円。持っていることを忘れる軽さ
- カード7枚+お札3枚で運用中。小銭はおつりのときだけ
- 弱点は軽すぎて落としても気づきにくいこと。前ポケットや置き場所を決めれば解決
- 躊躇なく買い替えられる値段だから、「最後の財布」にできる
財布は「いいものを長く」という考え方もある。でも、キャッシュレスが当たり前になった今、「軽くて小さくて、いつでも買い替えられる」という選択肢は想像以上に快適だった。財布の中身がスカスカになってきた人は、財布そのものを暮らしに合わせてみてほしい。


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