フェイスタオル1枚で足りるのか|バスタオルをやめた50代の9ヶ月【タオル研究所480GSM】

タオル研究所のフェイスタオルを畳んだ状態(実物写真) 生活効率化

バスタオルを使うのをやめた。今は風呂上がりも、フェイスタオル1枚で拭いている。

この話をすると、たいてい同じことを聞かれる。「1枚で拭ききれるのか」と。結論から書くと、拭ききれる。ただし条件がある。薄手のフェイスタオルでは足りない。厚手を選ぶ必要がある。

この記事では、バスタオルをやめた理由と、実際に使っているタオル、そして9ヶ月続けた運用を書く。ミニマリズムの話ではなく、家事をラクにする話として読んでほしい。

バスタオルをやめた理由は、家事の負担だった

きっかけは、洗濯物を干すときだった。

濡れたバスタオルは、とにかく重い。洗濯機から出して、広げて、竿にかける。この一連の動作が、地味に負担になる。しかも面積が大きいぶん場所を取るので、干すスペースの取り合いにもなる。

50代になって思うのは、こういう小さな負担を減らしておいたほうがいい、ということだ。一度きりならどうということはないが、洗濯は死ぬまで続く作業になる。

だから「なくせないか」と考えた。そもそもバスタオルは必要なのか。体を拭くという目的が果たせるなら、小さいほうがいいのではないか。そう思って、フェイスタオルに切り替えてみることにした。

ただし、フェイスタオルなら何でもいいわけではない

ここで一度ブレーキをかけておきたい。

手元にある薄手のフェイスタオルで試すと、たしかに拭ききれない。途中で水を吸わなくなって、絞りたくなる。「バスタオルをやめたけど不便だった」という話は、たぶんここでつまずいている。

フェイスタオル1枚で足りるかどうかは、サイズではなく厚み(吸水量)で決まる。だから選ぶときは、厚手のものを狙う必要がある。

GSMという選び方の基準

厚みを見分けるのに便利なのがGSMという数字だ。1平方メートルあたりの重さを表していて、大きいほど厚く、吸水量も多くなる。目安はこうなっている。

200〜300GSM薄手
400GSM前後一般的な家庭用
500〜700GSM高級ホテル仕様

つまり、家にある普通のフェイスタオルはだいたい400GSM前後で、薄手のものだと300GSMを切る。これで体を拭ききろうとするから足りなくなる。

タオルを買うとき、こういう数字を見たことがある人は少ないと思う。自分もそうだった。ただ、この基準を知ってから選ぶと迷わなくなる。

選んだのはタオル研究所[ボリュームリッチ]#003

実際に使っているのが、タオル研究所の[ボリュームリッチ]#003 フェイスタオルだ。

製品名タオル研究所[ボリュームリッチ]#003 フェイスタオル
GSM480
素材綿100%
サイズ約34×80cm(約130g)
価格5枚1,899円(1枚あたり約380円)
販売Amazon限定

480GSM。さきほどの目安に当てはめると、一般的な家庭用(400前後)より厚く、高級ホテル仕様(500〜)の一歩手前という位置づけになる。実際に持つと、普通のフェイスタオルとは明らかに違う重みがある。

もうひとつ、価格の話をしておきたい。1枚あたり約380円だ。フェイスタオルの相場は1枚300〜500円くらいで、ホテル仕様をうたう厚手のものは400〜500円が多い。480GSMという厚さでこの値段は、むしろ安い部類に入る。厚手=高いと思っていたので、これは意外だった。

特徴として、特殊な紡績技術で毛羽落ちが少ないとされている。新しいタオルにありがちな、洗濯機の中が繊維だらけになるあの現象が起きにくい。

ひとつ注意点。この商品はAmazon限定で、似た名前・似た見た目の別シリーズがある。メーカー自身が誤購入への注意を呼びかけているので、買うときはブランド名と型番(#003)を確認したほうがいい。

実際の運用:5枚を2日に1回洗う

今の運用はこうなっている。

  • 枚数:5枚で回している
  • 洗濯:2日に1回
  • 乾燥:朝干せば、夕方には乾いている

5枚あれば、洗濯が2日に1回でも足りる。今のところ「洗濯が間に合わなくてタオルがない」という日はない。

乾きの早さは、バスタオルとの一番はっきりした違いかもしれない。厚手とはいえ面積が小さいので、朝に干せば夕方には乾いている。バスタオルだと、天気によっては翌日まで残ることがあった。

変わったこと:洗濯物の量が半分になった

一番はっきりした変化は、洗濯物の量だ。

フェイスタオルはバスタオルの半分以下の大きさなので、タオルだけの量で見れば単純に半分になった。洗濯機の中に余裕ができるし、干す場所も空く。重いものを広げて竿にかける、あの作業もなくなった。

収納も変わった。バスタオルは畳んでもかさばるが、フェイスタオルなら5枚でも大した場所を取らない。棚のスペースが空いた。

ちなみにこれは、自分が続けている日常の選択を固定化するという考え方とも重なる。タオルの種類を1つに絞ったので、「どれを使うか」を考える場面自体がなくなった。掃除を自動化したのと同じで、家事は仕組みのほうを変えたほうが早い。

向かない人もいると思う

正直に書くと、自分にはタオルとしての不満がない。ただ、誰にでも向くとは思わない。

髪の長い人には足りないかもしれない。自分は髪が短いので体も髪もこの1枚で済んでいるが、ロングヘアだと吸水量が足りなくなる可能性がある。その場合は髪用にもう1枚使う、という運用になると思う。

湯上がりに包まりたい人にも向かない。フェイスタオルは体に巻けるサイズではないので、そういう使い方をしていた人には物足りないはずだ。

冬の寒さについても触れておく。たしかに冬は寒い。ただ、これはバスタオルを使っていても同じことなので、フェイスタオルにしたから寒くなった、という話ではないと思っている。

なお、来客用のバスタオルは残してある。全部処分する必要はない。普段使いをフェイスタオルに寄せるだけで、効果は十分に出る。

まとめ:足りるかどうかは、厚みで決まる

  • バスタオルをやめた理由は、ミニマリズムではなく家事の負担軽減
  • フェイスタオル1枚で拭ききれる。ただし薄手では足りない
  • 選ぶ基準はGSM。一般的な家庭用は400前後、選んだのは480GSM
  • タオル研究所[ボリュームリッチ]#003。5枚1,899円で1枚約380円と、厚手としては安い
  • 5枚を2日に1回洗う運用。朝干せば夕方には乾く
  • タオルの洗濯物量は半分に。収納スペースも空いた
  • 髪の長い人、湯上がりに包まりたい人には向かないかもしれない

「バスタオルをやめる」と聞くと極端に思えるが、やってみると単に道具を小さくしただけだった。困ったのは最初に薄いタオルで試したときだけで、厚手にしてからは不便を感じていない。

気になった人は、まず1セット買って試してみてほしい。使ってみた結果「やっぱりバスタオルのほうがいい」となるかもしれない。それならそれでいいと思う。5枚で1,899円だし、タオルは何枚あっても困るものではない。取り返しのつかない買い物にはならないはずだ。

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