エレコム DEFT PRO レビュー|トラックボールは3日で慣れた【50代・8ヶ月使用】

エレコム DEFT PRO トラックボールマウス(実物写真) 在宅ワーク・デスク環境

トラックボールマウスを使い始めて8ヶ月になる。エレコムのDEFT PRO。人差し指でボールを転がすタイプだ。

トラックボールは初めてだった。慣れるまでにかかったのは、だいたい3日。そして予想していなかったことに、以前あった手首の痛みがなくなった。

この記事では、トラックボール初挑戦の50代が8ヶ月使ってどうだったかを書く。「気になるけど、慣れるかどうか不安」という人の判断材料になればと思う。

なぜトラックボールにしたのか

きっかけは、YouTubeでおすすめしている動画を見たことだった。それまでトラックボールという選択肢を考えたこともなかったが、動画を見ていたら単純に使ってみたくなった。

正直に言えば、当時使っていたマウスに強い不満があったわけではない。iMacに付属していたApple Magic Mouseをそのまま使っていて、それで困っているという意識はなかった。

だから、これは問題を解決するための買い物ではなく、興味から始まった買い物だった。結果として手首の問題が解決したのは、あとから気づいたことだ。

DEFT PROのスペック

まず基本的なスペックをまとめておく。

操作タイプ人差し指操作(ボール径44mm)
ボタン数8ボタン(左右/戻る・進む/チルトホイール/割り当て可能3つ)
接続方式有線USB/独自無線/Bluetooth の3通り
電源無線接続時は単三電池1本
重量189g
保証3年(左右ボタンは1000万回耐久)

自分は2025年11月にAmazonで8,000円で買った。当時すでに品薄気味で、選べる状況ではなかった。2026年8月現在の実売価格は8,000円台から9,000円台で、そのころと大きくは変わっていない。

スペックで地味に安心なのが保証3年という点だ。毎日触るものなので、長く使う前提で選べるのはありがたい。

トラックボールは3日で慣れた

トラックボールを検討する人が一番不安なのは、たぶん「自分に使えるのか」だと思う。自分もそこが一番心配だった。

結論を書くと、慣れるまで3日ほどだった。最初の1日目は、狙ったところにカーソルが止まらない。細かい操作がしたいときに、思ったより動きすぎる。正直、これは失敗したかもしれないと思った。

ただ2日目、3日目と使っていくうちに、指が勝手に加減を覚えていった。3日を過ぎたころには、ほとんど意識せず操作できるようになっていた。今はもう、普通のマウスに戻るほうが違和感がある。

3日というのは自分の場合の数字なので、人によって違うと思う。ただ「1ヶ月かかる」というような話ではなかった、というのは伝えておきたい。

8ヶ月使って良かったこと

手首が痛くならなくなった

これが一番大きい。以前は、3時間も使っていれば手首が痛くなっていた。それが今はない。

理由は考えてみれば単純で、トラックボールはマウス本体を動かさない。手首を左右に振る動きがそもそも発生しないので、負担のかかり方が違う。指でボールを転がすだけだ。

買う前はここを期待していなかったので、うれしい誤算だった。長時間パソコンに向かう人には、この点だけでも試す価値があると思う。

人差し指でのボール操作が快適

トラックボールには親指で操作するタイプもあるが、DEFT PROは人差し指で操作する。44mmという大きめのボールを、人差し指で転がす感覚が心地いい。

支持球に人工ルビーが使われているそうで、たしかに転がりは滑らかだ。慣れてしまえば、細かい操作もこれで問題なくできる。

親指で回すホイール

ホイールが親指で操作できる位置にあるのも気に入っている。人差し指はボールに置いたまま、親指でスクロールできる。指を持ち替える動作がないので、流れが途切れない。

ボタンの割り当て機能

8ボタンあり、機能を自由に割り当てられる。よく使う操作をボタンに置いておけるので、作業が速くなる。

ただし、ここは正直に書いておく。自分は活用しきれているとは言いがたい。せっかく割り当てられるのに、基本的な操作しか設定していない。使いこなせばもっと便利になるはずで、そこは自分の宿題だと思っている。

気になる点:やはり慣れは必要

8ヶ月使って、不満はほとんどない。強いて挙げるなら、やはり最初の慣れが必要なことだ。

3日で慣れたとはいえ、その3日間は確実に作業効率が落ちる。締め切り前に買い替えるようなことは避けたほうがいい。少し余裕のあるタイミングで導入するのがおすすめだ。

もう一つ、これは不満ではないが仕様として。DEFT PROには角度を調整する機能はない。外側に傾斜した形状になっているだけだ。自分はこの形で手首が痛くならなくなったので問題ないが、もっと角度をつけたい人には別売のスタンドがあるらしい。

Magic Mouseと比べてどうか

それまで使っていたApple Magic Mouseと比べると、性格がまったく違う道具だと感じる。

Magic Mouseは、薄くて見た目がきれいで、指でなでるスクロールが気持ちいい。デスクの上での存在感も少ない。ただ、本体を動かして操作するので、手首は動かすことになる。

DEFT PROは見た目こそゴツいが、置いたまま指だけで操作できる。長時間使うなら自分はこちらのほうが合っていた。見た目の好みを取るか、手首の負担を取るか、という選び方になると思う。

こんな人におすすめ

  • 初めてトラックボールを使ってみたい人
  • 長時間パソコンに向かい、手首が気になっている人
  • デスクが狭く、マウスを動かすスペースを取りたくない人

逆に、最初の数日の操作しにくさを我慢したくない人には向かない。そこだけは避けられない工程だ。

まとめ:3日を越えれば戻れなくなる

  • トラックボール初挑戦。慣れるまでは3日ほどだった
  • 3時間で手首が痛くなっていたのが、今はなくなった
  • 44mmのボールを人差し指で転がす操作感と、親指で回すホイールが快適
  • 8ボタンの割り当ては便利だが、自分は使いこなせていない
  • 唯一の欠点は最初の慣れ。余裕のあるタイミングで導入するのがいい
  • 実売8,000〜9,000円台(2026年8月時点)。保証は3年

興味から買ったものだったが、8ヶ月経った今はこれ以外に戻る気がない。トラックボールが気になっているなら、まず3日だけ我慢してみてほしい。そこを越えたあたりから、たぶん手放せなくなる。

このマウスを含めた作業環境の全体は、在宅ワークデスク環境まとめで紹介している。

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