シャープ KC-S50 レビュー|本に埋もれた部屋を片付けて空気清浄機を置いた11ヶ月

シャープ加湿空気清浄機 KC-S50-W(実物写真) 在宅ワーク・デスク環境

部屋が本に埋もれていた。床にも棚にも本が積まれていて、掃除がしたくてもできない状態が長く続いていた。当然、埃は溜まる。くしゃみと鼻水が出る。

2025年の秋、その部屋を片付けた。そして掃除をするのと同時に、シャープの加湿空気清浄機KC-S50を置いた。あれから11ヶ月。くしゃみと鼻水の回数は、たしかに減っている。

ただ、最初に断っておきたいことがある。片付けと掃除を同時にやっているので、どちらが効いたのかは切り分けられない。この記事は、そういう前提で読んでほしい11ヶ月の記録だ。

本に埋もれて、掃除ができない部屋だった

片付ける前の部屋は、とにかく本が多かった。床に積み、棚に詰め、それでも収まらない。掃除機をかけようにも、まず本をどかすところから始めなければならない。そうなると、だんだん掃除そのものをしなくなる。

結果として埃が溜まった。部屋にいるとくしゃみが出るし、鼻水も出る。原因はだいたい想像がついていたが、根本から手をつけるには部屋ごと片付けるしかなかった。

ちょうど同じ時期、作業環境も見直していた。床に座って低いテーブルで作業していたのをやめて、昇降デスクを導入したのもこのタイミングだ。要するに2025年の秋は、部屋をまるごと立て直した時期だった。

本を片付け、掃除をして、空いた場所に空気清浄機を置いた。埃が出にくい部屋にしたうえで、空気そのものにも手を入れておきたかった。

シャープ KC-S50を選んだ理由

選び方はいつもと同じだった。まずYouTubeで詳しい人の話を見て、その人が使っているメーカーを信用する。ただし、同じ機種をそのまま買うわけではない。

今回もシャープというメーカーは動画を参考にしたが、機種は自分の予算に合うものを選んだ。オフィスチェアを買ったときも同じで、あのときは候補にしていた機種が在庫切れで、同じメーカーの別モデルにした。メーカーへの信頼だけ借りて、あとは自分の条件で決める。この買い方が自分には合っている。

これは自分がいつもやっている選び方でもある。まず試しやすい価格のものから始めてみて、使ってみて良いと思ったら、そのとき高機能なものに移ればいい。最初から高いものを選ぶより失敗しても諦めがつくし、使ううちに自分にとって何が必要なのかも見えてくる。

購入は2025年9月25日、楽天市場で20,750円だった。空気清浄機としては上を見ればきりがないが、この価格なら試してみようと思える。ここが決め手だった。

KC-S50のスペック

製品名シャープ 加湿空気清浄機 KC-S50-W
適用畳数空気清浄23畳/加湿14畳まで
集じん0.3μmの微粒子を99.97%以上
フィルタープレフィルター/脱臭/静電HEPA の3層
加湿量最大500mL/h
機能プラズマクラスター7000・スピード循環気流
発売2023年9月

名前のとおり、これは「加湿」空気清浄機だ。空気を清浄するだけでなく、加湿もできる。自分は加湿機能も使っている。

置いている部屋は8畳なので、適用畳数23畳に対してはかなり余裕がある計算になる。

11ヶ月使ってどうだったか

結論から書くと、くしゃみと鼻水が出る回数は減った。以前は部屋にいるだけで出ていたのが、今はそういうことが少ない。

ただし、ここは正直に書いておきたい。自分は本を片付けて、部屋を掃除もしている。空気清浄機を置いたのはそれと同時だ。つまり症状が減った理由が、掃除なのか空気清浄機なのか、自分には切り分けられない

おそらく両方が効いているのだろうと思っている。埃の発生源そのものを減らしたうえで、空気清浄機が動いている。だが「空気清浄機を置けばくしゃみが減る」とは言えない。自分一人の、しかも条件がきれいに分かれていない体験談として読んでほしい。

逆に言えば、これから同じことをしようとしている人には「掃除もセットでやったほうがいい」と伝えられる。機械だけに任せるより、そのほうが早いはずだ。

気になる点:手入れの手間はある

11ヶ月使って、製品そのものへの不満はほとんどない。ただ、手間はある。

ひとつは加湿タンクへの給水。加湿機能を使うなら、水を入れる作業が定期的に発生する。ただし、加湿が要らない人はタンクに水を入れなければいいだけだ。それで空気清浄機能だけを使える。給水の手間は、加湿を使う人にだけ発生する話になる。

もうひとつは月1回のフィルター掃除。面倒といえば面倒だ。月に1度なので大した頻度ではないのだが、それでも「そろそろやらないと」と思う瞬間はある。

もうひとつは運転音だ。日中は気にならないが、眠るときにつけていると、最初のうちは気になるかもしれない。寝室で使うつもりなら、そこは頭に入れておいたほうがいい。

どれも致命的ではない。ただ、置いておけば勝手にきれいにしてくれる機械ではない、ということは知っておいたほうがいい。

今から買うなら後継のKC-T50

自分が買ったKC-S50は2023年9月発売のモデルで、今は新品で見つけにくくなっている。

調べたところ、後継にあたるのがKC-T50(2024年9月発売)だ。複数の比較サイトによると、KC-T50とKC-S50は性能や主な仕様に違いがなく、最大の違いは発売年だという。つまり中身はほぼ同じものと考えていい。

これから買う人は、素直にKC-T50を見るのがいいと思う。もしKC-S50が型落ちで安く残っていれば、それも十分ありだ。

こんな人におすすめ

  • 部屋の埃が気になっている人
  • 空気清浄機が初めてで、まず試しやすい価格帯から入りたい人
  • 加湿も一台でまとめたい人

逆に、月1回のフィルター掃除すら手間に感じる人には向かないかもしれない。ただ、加湿が不要ならタンクに水を入れなければいいので、そこは心配しなくていい。

まとめ:機械の前に、まず片付けだった

  • 本に埋もれて掃除できない部屋を片付け、同時に空気清浄機を導入した
  • 11ヶ月でくしゃみと鼻水は減ったが、掃除と同時なので切り分けはできない
  • 選んだのはシャープ KC-S50。楽天で20,750円と試しやすい価格だった
  • 気になる点は3つ。加湿を使う場合の給水、月1回のフィルター掃除、就寝時の運転音
  • 今から買うなら後継のKC-T50。性能はほぼ同じで発売年が違うだけ

振り返って思うのは、効いたのは機械だけではないということだ。まず本を片付けて、掃除ができる部屋にした。その土台があって、空気清浄機が働いている。同じように埃で困っている人がいるなら、機械を買う前に、まず片付けから始めるのが近道かもしれない。

この空気清浄機を含めた部屋の全体は、在宅ワークデスク環境まとめでも紹介している。

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