服を買うのが、正直めんどくさい。ユニクロまで車を走らせて、駐車場を探して、試着して──。たいして服好きでもない自分にとって、それは年々おっくうな作業になっていた。
そんなとき、ふと立ち寄ったファミマで「服」が売られているのを見つけた。最初は「コンビニの服なんて」と半信半疑だった。でも実際に買って着てみたら、これが思った以上に悪くない。
この記事では、健康とコスパを気にする50代の自分が、ファミマの「コンビニエンスウェア」を実際に買って着た正直な感想と、ついでに買えるグリルチキンを組み合わせた「服も食もファミマで完結させる」活用術を書いていく。
ファミマで服が買える時代になった
ファミマの「コンビニエンスウェア」は、コンビニで気軽に買える衣料品ブランドだ。ただの間に合わせの肌着ではない。ファッションデザイナーの落合宏理氏がディレクションを手がけていて、デザイン性が評価されグッドデザイン賞も受賞している。
正直、最初にこの話を聞いたときは「コンビニの服がデザイン賞?」とピンとこなかった。でも実物を見ると、ロゴが主張しすぎず、色も落ち着いていて、なるほど確かに変な気負いがない。緊急用の白Tシャツや靴下、というイメージはもう古いのだと実感した。
実際に買って着てみた正直レビュー【3アイテム】
気になって、3つのアイテムを実際に買ってみた。スウェットパンツ、長袖Tシャツ、ショートパンツ。どれも普段づかいと、運動のときに使えそうなものを選んだ。一つずつ正直に書いていく。
スウェットパンツ
まず驚いたのが、はき心地だ。生地は厚すぎず薄すぎず、家でくつろぐにも、ちょっとした外出にもちょうどいい。ウエストはゴムで締め付けが弱く、50代の体型にやさしい。税込2,990円という値段を考えれば、十分すぎる出来だと思う。


難点をあえて挙げるなら、色やサイズの在庫が店舗によってバラバラなこと。欲しいサイズが必ずあるとは限らない。ここは後で触れる「見つけたら買う」のコツにつながる。
長袖Tシャツ(ユニクロと比べてどうなのか)
多くの人が一番気になるのは、ここだと思う。「ユニクロでいいじゃないか」と。自分も同じことを思っていた。
自分が買ったのは白の長袖アウターTシャツ。結論から言うと、生地感も着心地も、ユニクロとほとんど変わらない。正直、目隠しされたらどっちがどっちか分からないレベルだ。だから優劣をつけるより、自分の体型にサイズが合うほうを買えばいい、というのが自分の答えになった。価格は税込1,998円だった。


そして大事なのは、わざわざユニクロまで行かなくても、近所のファミマで同じくらいのものが手に入るということ。品質で消耗するのではなく、入手のしやすさで選ぶ。そういう時代になったのだと思う。ユニクロの服が好きな人は、もちろんそのまま使い続ければいい。あくまで「もう一つの選択肢が増えた」という話だ。
ショートパンツ(暑い時期の自宅筋トレに)
これは暑い時期の部屋着として買った。色はフォレストグリーン。自分は健康のために自宅で軽い筋トレを続けているのだが、トレーニング中にはくと動きやすく、ごわつかない。汗をかいてもベタつきにくいので、夏場に家で過ごすときや筋トレのときにちょうどいい。価格は税込1,998円だった。


高機能スポーツウェアと比べれば、そこまでの速乾性や伸縮性はない。屋外のウォーキングにわざわざはくことはないが、家での筋トレや暑い時期の部屋着としてなら、これで十分だと感じた。運動のたびに高い専用ウェアを買う必要はない、というのが正直な実感だ。
30〜50代男性にコンビニエンスウェアが刺さる理由
3アイテムを使ってみて、これは特に自分と同じ30〜50代の男性に向いていると感じた。理由は3つある。
一つ目は、デザインがシンプルで年齢を選ばないこと。派手なロゴも奇抜な色もないから、いくつになっても気負わず着られる。
二つ目は、地方在住者にとっての現実的なメリットだ。近くに大きなアパレル店がなくても、ファミマならたいてい近所にある。「服を買うためだけに出かける」必要がないのは、思った以上に大きい。
三つ目は、入手のコツとして「見つけたら即買い」だということ。コンビニの衣料品は在庫が流動的で、欲しいサイズや色が次に行ったときにあるとは限らない。気に入ったものは、迷ったらその場で買っておくのが正解だ。
服を「固定化」すると生活がラクになる
自分は食事の一部を「固定化」することで、毎日の選択を減らしてラクになった経験がある。服も、これと同じだと思う。
気に入った定番アイテムを決めて、それを繰り返し買う。すると「今日は何を着よう」「次は何を買おう」と悩む時間がなくなる。近所のファミマで同じものが手に入るなら、固定化はさらにラクになる。
もちろん、これは「服に悩む時間を減らしたい人」向けの話だ。ファッションそのものを楽しみたい人は、無理に固定化する必要はない。自分のように「服選びは正直しんどい」というタイプにこそ、この考え方は効く。
グリルチキンと合わせる「ファミマ健康活用術」
ファミマで服を買うようになって、もう一つ気づいたことがある。同じ店で、健康的な食事まで一緒に調達できるということだ。自分がよく買うのが、グリルチキンの「ブラックペッパー」だ。
このグリルチキンは、一つでたんぱく質が19.9gも摂れる。それでいて価格は税込258円。鶏むね肉ベースで余計な味付けに頼りすぎていないので、高たんぱくな一品を手軽に足せるのがありがたい。
自分はウォーキングや筋トレのあとに、これを食べるようにしている。運動でたんぱく質が必要なタイミングに、コンビニでそのまま買える手軽さは大きい。プロテインを用意するのが面倒な日でも、これなら続けられる。
そして何より、筋トレ用のショートパンツも、運動後のたんぱく質も、同じファミマで一度に揃う。服と食をまとめて調達できる──これは想像以上に効率がいいライフハックだと思っている。
まとめ:コンビニはもう「緊急時の場所」じゃない
かつて自分にとって、コンビニは「忘れ物をしたとき」「急に必要になったとき」に駆け込む、緊急時の場所だった。でも今は違う。
シンプルで着やすい服が、近所で、わざわざ出かけずに手に入る。高たんぱくな食事も、同じ場所で一緒に買える。服選びに消耗せず、健康的な食事も無理なく続けられる。これはもう、日常的に「選んで」通う場所だ。
服を買うのがめんどくさい人、近くに店が少ない人、健康とコスパを両立させたい人。もし当てはまるなら、一度ファミマの棚をのぞいてみてほしい。緊急時のためではなく、日常のために。きっと、思っていたより快適になるはずだ。


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